75歳でガンになり亡くなってしまった妻の叔父の葬儀に行ってきましたが、「そういえば自分もいつかは死ぬんだよなぁ…」と、普段は考えない自分や家族がいつかは訪れる「死」について考える貴重な時間を過ごす事が出来たので記事にしてみました。
家族葬なのに200万円?!
死んだ僕のお金を使って盛大な葬儀をやられても僕は死んでいるのでなんとも嬉しくありません。「残された人の気持ちを整理するためにやるんだよ」と言われますが、通夜に告別式の家族葬でさえも掛かった費用は合計200万円だと?!
たった2日で200万円ってあなたバカですか。
立派な葬儀で大金を使う事が供養なのか?
病気になって僕の余命はあと数ヶ月しか持たない事が判明したならお世話になった人と1人1万円の懐石料理でも食べた方が思い出になるだろうし、遺言書を書くべきだと思うんですよ。
葬儀に200万円かかった所で、残った家族は200万円分の思い出が出来る訳でもなく、残された家族に何かあったら使う事が出来る200万円があった方がよっぽど僕は嬉しく思います。夫が死ぬまでは妻も元気だったけど、妻も直ぐに病気になりお金が必要となったけど、葬儀で200万円使っちゃったからお金が全然なくなっちゃったよ!という事だって大いにありえるんです!
お金は1年で100万円貯めるのだって大変なのに200万円を2日で使うってどんだけ贅沢なんですか。半分の確率で死んだ人が蘇る蘇生術でもあるならまだしも、いくら盛大な葬儀をやったって死んだ人は戻ってくる事はないんですよ?だったら生きてる間に思い出作ろうよ。
葬儀につかうお金で旅行にでも行って欲しい
貯金が1億円ぐらいあってお金に超余裕があるんだよという人だったら200万円の葬儀をやってもいいだろうけど、「立派な葬儀をやるのが当たり前」みたいな風潮はおかしいのです。
通常通夜と告別式と2日間も死んだ人の事を悲しむよりも、通夜も告別式もやらずにそのまま火葬場に直葬してもらい、遺骨になってはい終了。次の日は200万円を手に持ち家族はハワイ旅行にでも行って「一生懸命働いてくれたからこんな楽しい事できてありがたいね」と、楽しい気分になってもらいたいと思うのです。
死ぬ時は突然やってくるので、葬儀の事なんて調べずに紹介された所でやってしまう人が多いと思いますが、人が死んで喜んでるのは葬儀屋さんだけです!あなたが家族と楽しい時を過ごす為に社畜の様に頑張って働いたお金で結局最後は葬儀屋さんの懐を温めてるだけでいいのですか?立派な葬儀をする為にお金を稼いでいたんですか??家族との楽しい時間を過ごしたいから頑張って働いたんじゃないんですか??
通夜では最後のお別れとして式を1時間程してバイバイするだけ。その為にホールを何時間も貸切り来てもらった人に冷め切った料理とパサパサの天ぷらでおもてなしをする。もちろん葬儀だから誰もマズイとも文句は言わないけど、この料理美味しいね!と言う人もいなく1人前¥4320円もするんですよっ!!
冷たいシャリが心地いい味をだしてくれたお寿司。
食べたご老人達は皆声を揃えて「エビだと思った」と言っていた、蟹の天ぷら。蟹どころかエビの味もしないのだ。
僕は死んだら14万5000円の直葬便でお願いする事にします!
色々と調べると14万5000円で直葬便で直ぐに燃やしてもらう事が可能な小さなお葬式というNHKでも放送されたサービスがあったので、僕が死んだらここでお願いして葬儀に使うはずだったお金で妻や家族に贅沢な旅行でもしてもらった方が僕としてはとても嬉しく思います!死んだ人の思い出にふける事よりも次の楽しみを見つけて生きてもらいたい!
頼んだぞ妻よ!