「夫婦で老後30年を生活するには貯金が2000万円必要」
そんな事を金融庁が発表してネットを賑わせていますが、貯金をしていない人はどうやって老後を生きていくんだろうか。浮浪者にでもなるのかな。
世の中には働いて入ってくる毎月のお金をその月内に使ってしまう人がいます。そんな人に限って「お給料が安い」「お金が貯まらなくて」と言っていますが、欲しいものをバカバカ買ったり、外食ばかりしてお酒を飲んでいるからお金が貯まらないのは当然。いくら給料が上がっても支出が増えるだけで結局貯金を出来る考え方をしなければ意味がない。
お金が貯まらないのは使っているからと言われないと気づかないのかね。
そんなの分かってるけど、満員電車に揺られてつまらない仕事を5日間頑張ったなら楽しく週末ぐらいはお酒を飲んで美味しいものを食べなければそもそも働くエネルギーがわかないんだよ。そして気分良く酔った勢いで前から欲しかったものを自分へのご褒美と言いつつネット通販で帰りの電車でポチってしまう。
仮に居酒屋1回3000円の出費だとして2件目行けば6000円で、ネット通販で購入したものが5000円だとしたら11,000円。1ヶ月は4週あるので44,000円。それでは貯金が貯まるわけがない。
それを買わなければお金をもらえる考え方
気づけば誕生日プレゼントをずっと妻からもらっていなかった。
思い出したようにせっかくだからと高い洋服を買ってもらおうかとネットショップでこのデザインがかわいいねーと話して値段もバッチリ見て欲しいなという気分のまま実店舗に行きましたが、欲しいと思ったT-シャツは1着1万4千円。綿100%のただのT-シャツで胸元にそのブランドロゴがちょろっと入ってるだけでですよ?ユニクロのT-シャツと何が違うのって?胸元にブランドロゴが入ってるだけなんです。
吸水性も防臭効果も何もなく。同じ素材で値段が数倍違うだけ。
しかし実際にお店に足を運ぶと、高級感がある広い店内に並べられた商品は値段が高いから「すごく良いもの」に見えてくる。インスタグラムでおしゃれな人が着ていたりするから余計にその事が脳裏に焼き付いていて手が伸びそうになる。
しかし何度も言うけどやっぱり素材は綿100%で着心地はどちらも変わらない。
着るものに困っている訳ではなく、今T-シャツを買わなくても不自由していない。それだったらそのT-シャツの代わりに1万4千円貰い、そのお金で株だったり、ブログの商品紹介記事を書く物だったり、自分のスキルアップにつながる為にお金に使ったほうが将来的にリターンが多くなり、結果1万4千円ではなく3万円ぐらいのT-シャツが買えるようになる選択肢が増えてくれるかもしれない方にかけてみたくなる。
新しい洋服を買ったら確かに気分は多少上がるかもしれないしやる気も出るかもしれないが、あくまで気分が良くなるだけで、そのT-シャツを来たら仕事が2倍のスピードで終わるわけでもない。1ヶ月も経つとなんとも思わなくなりユニクロの洋服と変わらなくなる。
そもそも洋服を買う時の楽しさって、洋服を買おうかなと真剣に選んでいるその行為にあり買ってしまったら楽しさが無くなってしまう。
旅行に行く時も行く前にどんな場所があるのかなと想像している時が楽しいのであり旅行中は沢山移動して疲れから案外そこまで楽しくなかったりする。
お金がある人はじゃぶじゃぶ使ってくれればいいけど、お金の無い貧乏人が貯金を削って性能は同じなのに高い物を買う意味を自分に問いかけたら言葉に詰まってプレゼンテーションは即終了するに決まっている。
先日もトートバックを買おうとお店を回ったが、物が入ればいいだけなのでブランドロゴがかいている3000円のカバンなんて買わなくても、たった190円の無印のカバンを買ったおかげで2810円余計にもらいお得にお買い物が出来たのだ。
190円のカバンを買ったら今だけ2810円付いてくるキャンペーンをやっていたと思えば3000円のカバンなんて欲しくなくなるでしょ?
無駄なお金を少しでも減らして貯金をした方が心が将来への不安も減って心が落ち着いてくれる。
今の僕は毎日250円のカレーを食べて生活しているので、ランチに500円使っている人より支出が2/1になり多くのお金を貯金出来ている。イチローも毎日カレーを食べていたと思えば気分も悪くない。
1ヶ月250円x20日=5000円x12ヶ月で6万円の差になってくれる。
ケチケチしている?いやいや。
お金を使う楽しさよりも貯金する楽しさを知ったら鬼に金棒なのだ。