こんな世界に行きたいと思う人は多分行けない。【お金のいらない国】を読んで

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お金と仕事の根本的な事を考えさせてくれる1冊【お金の要らない国】

お金が無くても皆がそれぞれ怠けずにご飯を食べるのも何かを買うのも無料の世界があったら?

そんな”もしも”の世界を描いた【お金の要らない国】では紙幣や硬貨がいらずに生活する事が出来る。

そこで生活する人は皆しっかりと社会の為に働き、怠け者は1人もいない。

皆がそれぞれ与えられた役割をしっかり果たせばお金が無くても世の中は上手く回っていく。

むしろお金という紙切れや硬貨には何の役割もないのに、そのお金を生み出す事や管理する事に無駄な時間を沢山使っているのでその無駄な時間を他のことに使えたらもっと社会全体がよくなるはずである。

お金で困って死ぬ人もいなくなるし、窃盗に殺人など貧乏だから起こる事件も限りなく減る。役所、銀行、ギャンブル、投資家などの仕事が無くなりもっと社会全体を良くする発明品などが出てくるかもしれない。

お金は時に凶器になり時に幸せを届けてくれるものであり一生振り回される事になるが、そんなお金の心配が無くなったら本当に幸せになるのだろうか?

お金の不必要な世界は絶対に来ないが、今やっている仕事は、もしも社会からお金の概念が無くなってもその仕事をやりたいと思えるのか?と書かれている。

それは仕事に関係ない自分の趣味だったり、毎日時間を忘れて没頭している事が自分のやりたい事だと分かる。

1度はお金の要らない国に行ってみたい気もするけど、シルバニアファミリーみたいな絵本の世界は果たして人間の心を楽しませてくれるのだろうか?

お金の要らない国に行きたいと思う人は、そもそも働きたくない人だからスラム街が出来上がるんだろうな..。

お金のいらない国

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