何があったの?!大手VFXスタジオ「デジタル・ドメイン・フロリダ」280人が突然レイオフ。

[PR]一部広告リンクを設置しています

120910_03_01_title.jpg
「280人が一斉に解雇!」
いつも通り出勤すると緊急ミーティングが始まり一斉に280人が解雇!悲惨すぎますね。大手企業でもこんな事ってあるんだな〜。アメリカの解雇ってこんな突然起こる物なの??暴動が起きないように会社前にパトカーが居たんでしょうか。詳細記事は続きから!

スポンサードリンク
その日の朝、従業員はただならぬ雰囲気を感じていたはず。出勤時間より早くから、セキュリティゲート前にパトカーが乗り付けており、しばらくすると社員用ゲートの前には三角ポールが並べられたそうです。午前9時半頃、社員全員を対象に緊急ミーティングが開かれ、会社が多大なる負債を抱えているため、スタジオの存続を断念したことを発表。その瞬間、280人が一斉にレイオフされました。
ミーティングが終わると、段ボールを抱えたスタッフがスタジオから出て来たとのこと。ミーティングが終わるや否や、スタッフには帰宅命令が出されたとか。レイオフされたスタッフのひとりであるジュリアンナさんは、NEWS CHANNEL5のインタビューにこう答えています。
多くのスタッフは、今までの高給な仕事を捨て、フルタイムジョブをオファーしたこのスタジオに移って来ました。福利厚生や給料も約束されていました。でも、全てが無くなってしまったんです。最悪という言葉以外、この状況をどう説明すれば良いのか分かりません。
多くの海外スタジオはプロジェクト毎にスタッフを雇います。長くて2年、短いと数ヶ月という単位で契約するため、生活は不安定です。だからこそ、多少給料が下がろうともフルタイムジョブのオファーには多くの人間が魅力を感じたことでしょう。インタビューでも語られていますが、この地に根を生やす覚悟で家を買ったスタッフも少なくないはずです。
理想のVFXスタジオでした。この素晴らしい会社なら、落ち着いた生活が望めるはずでした。なのに、沢山の人が仕事を失って、ここを離れなくてはならないのです。
デジタル・ドメインはカリフォルニア州ロサンゼルスのベニスに本社、そしてバンクーバーにも支社がありますが、これらのスタジオは閉鎖を免れています。一方、昨年デジタル・ドメインのフロリダ支社ではプロのアーティストから学べるインターンシステムが導入され、フロリダ州立大学のフィルムスクールと提携したばかりですが、こちらは今後存続されるかどうか警戒する必要がありそうです。

米大手VFXスタジオ「デジタル・ドメイン・フロリダ」が突然の閉鎖、280人がレイオフ。
デジタルドメイン


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA