以前に僕のブログへヒゲで悩める中学2年生の女の子が検索してこられてましたが、今度はこんなキーワードで訪問されてる方がいましたよ。キーワードネタ結構面白いんです。
CG挫折・・・。
挫折しそうだけど頑張りたかったのか、それとも学生でCGは大変なのかな?という思いから検索したのか、思いは複雑なキーワード。かなり重たいキーワードですね。僕は3DCGの仕事をしてないので、何も答えれることはありません。むしろ僕はそっち方向に転職しようと今頑張ってるのでこんなキーワード見たくなかったですよ。もう。
分からない事だらけなので、思うようにいかずにイライラする事が沢山あります。やばい。自分これ向いてないんじゃないの?!と凄く悩む事があります。
CGworldなど数少ない雑誌を読んだりする限りですが、どの記事にも「時間が無い中」「予算が無い中」というフレーズが沢山出てきたのを覚えています。それって何もないじゃないか・・・!・・・給料はちゃんとあるんだよね・・・??
その中でもいかに良い物を創りあげれるのか ?という事がとても大変そうですね。これ作ってと言われて、上司のチェックバック、お客さんのチェックバック 、納品間近と思ったらやっぱりこうしてよ?みたいな鶴の一声でどんでん返し・・・。
これはCG業界だけでなくとも僕が今まで働いてきた他の仕事である事でした。頑張って作ったのに、やっぱりこうしてよ?と言われることは非常に辛いことですし、お客さんから駄目だしされる事もあります。
スケジュール管理がなってなく、急に納品してくれと言われる無茶ぶりがあったり。
「う〜ん。今のままでは駄目だけど、いい感じにしてね!」と、指示が曖昧なアートディレクターと仕事をしたり。。
お客さんとの仕事だけでなく社内の人間関係でトラブルになる事だってありますよね。仕事をしないのに偉そうな人とか。気が全く会わない人との打ち合わせが嫌だったり。変なイチャモン付ける頭おかしい人もいたな・・・。
僕が思うに働くというのは、何をするかも大切ですが、どんな環境で働くのか?という事も非常に大切な1つだと思ってます。素晴らしい技術があって勉強できそうな場所でも毎日怒られてあたり散らせて、うつ病になり体を壊したら元も子もないですよね。だけど会社内で、技術的な事でも個人的な悩みでも相談出来る中の良い人を作っておくと、大変な納期で寝る暇が無くとも一緒に頑張れば絆が強まり会社が好きになることもあります!
仕事は大変だけど、いい会社の仲間と働けて幸せだっていう事が僕自身ありました。そんな時に飲むお酒は最高に美味しいんですよ!
どこで挫折してしまうのか分かりませんが、皆初めてやる時にはきっと素晴らしい物を作るんだ!という気持ちで頑張ってるはず。だけど長く働いて少し分かってくると、それ相応の給料が貰えてなかったり、同年代の周りをみるともっと良い暮らしをしてる人と比較して、このままではやばいんじゃないのか?と、ふと冷静な立ち位置で周りをみれるようになるんですよね。そんなの考えないでがむしゃらに頑張ればいいじゃん!?と思うのは若いころだけ。色々しがらみが増えてくるんですよね・・・。
今回検索してきた人はネガティブキーワードで検索して、「僕はこういう理由で会社を辞めました。あー大変だった。」という記事を読んで共感しあい、傷の舐め合いをしても意味が無いと思います。挫折しそうなぐらい大変な仕事なのかーと思って諦めるならその程度だという事です。
苦労なくして幸せな明日は来ない!皆同じ人間なのだから頑張れば頑張った分自分に跳ね返ってくる!と僕は信じてます。
ストリートファイターをしてご飯食べてる人がいるって知ってます?この本は人に薦めたくなる本当にいい本です。